航空戦史雑想ノート【陸軍編】 -26ページ目
<< 前のページへ最新 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26

出典について

当ブログの記事の出典については、煩雑さを避けるため、記事中には記載せず別項として「主要参考文献・資料」というテーマを設け、そこに一括してまとめております。

それは筆者が、このブログ全体を1冊の未完成な本として捉えているからです。

また、このブログに記載してあることは、すべて筆者の歴史認定・見解であり、すべて文責は筆者にあり、公式・非公式含めたの各種機関・組織、個人の記録や刊行物、著作等を否定するものでもありません。

読者の皆様には、掲載記事の性質をよくご理解下さり、その意を解していただきたいと思っております。

 

なお、引用に関しては、出典を明らかにし、記事中にはっきり引用と判る形で記載します。

 

 

このブログについて

お寄りいただいてありがとうございます。
ここは筆者が調査と研究を続けている、旧大日本帝国陸軍航空隊の戦史についてのプログです。

 

今まで個人的な事項として行っていましたが、もしかしたら、このような特殊で極限状況にあった日本の近代史の一部に興味ある人たちがいるのでは?という思いから公開(2004年12月8日付)することにしました。

航空隊や飛行隊の戦歴を中心に、なるべく対戦相手である連合国側の資料と相照らしながら航空戦の実態に迫っていきたいとおもいます。
 
筆者が興味があるものは人間です。

このブログでは、旧陸軍の航空隊に所属し、戦った人々の時系列での事実と、その積み上げに終始しています。

航空機や兵器についての言及は必要最小限に留めてありますので、その手のものに興味のある方には退屈かもしれません。
 
戦争というものは人類が生んだ、最も愚かな行為です。巨大な暴力による民族と民族、国家と国家の戦いです。
そして、軍備、作戦や兵器には色濃くその民族性がでます。それらはすべて人間によって作り上げられ、相手を打ち負かすという愚かな結論に突き進んでいきます。人間の持つ愚かな一面でありますが、そのような極限状態の中からも、愛や友情、ヒューマニズム、喜びや感動が生まれます。

筆者はそこに興味があります。ここに書かれていることは戦争や旧軍人、まして戦前の天皇制への賛美ではありません。むしろ、筆者はその対極にあるといってもよいでしょう。
 
戦争がなければ死ななかったはずの人達に対して、愛惜の意を込めて彼らの行動や最後を記録していきたいと思います。

 

 

 

[筆者注]

初稿   〈2004-12-08 23:03〉

一部加筆〈2005-04-10 10:55〉

<< 前のページへ最新 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26